基本的なルール


6人制。メンバー。

バレーボールは6人制と9人制が一般的にあります。
で、そのうちの6人制について詳しく。
スタメンというのは、スターティングメンバーの略称で、
最初にコートに入ることができる6人を指します。
また、登録メンバーというものがありますが、
これは、交替などによってコートに入ることができるメンバーで、スタメンを合わせて12人です。
スタメン以外の6人は俗にいうベンチです。
そして、その12人以外の選手は、ベンチに入ることができず、試合には何があっても出られません。
なので、全日本でも、Vリーグのチームでも、学校の部活でも、
この12人の登録メンバーに入るために、選手たちは頑張っています。


ローテーション。

ローテーションというのは、まわるということ。
自分のチームがサーブ権を得たときに全員が時計回りに1つずれるということです。
たとえば、サントリー対東レの試合で、サントリーチームのだれかがサーブを打ちます。
サントリーチームが失敗して、東レに点が入ります。
と同時に、東レはローテーションし、後ろの右側(バックライト)の人がサーブを打ちます。
次に、東レチームが失敗してサントリーに点が入ります。
そしたらサントリーはローテーションし、バックライトの位置の人がサーブを打ちます。
を、続けます。


ポジション。

バレー選手にも得意不得意があります。
例えば、ブロックがとてもうまいけど、レシーブは苦手。
トスを上げるのは上手だけど、スパイクするには背が足りない。
とか。
もちろん全部できる大貫選手のような選手が増えると良いのですが。
で、自分の一番得意なプレーをできるように、
そして選手たちがいいところを出し合っていいチームを作るために、
ポジションを決めます。
ポジションは一般的に次のように分けられます。
ブロックが得意な背の高い選手はセンター(ミドルブロッカー)
トスを上げるのが上手な選手はセッター
とにかく大砲。ばしばしスパイクを決める選手はスーパーエース
ばしばしというよりは器用に決める。レシーブも得意なスパイカーはエース(レフト)
とにかく守る。背が低くたってかまわない。そんな選手はリベロです。(詳しくは次項)
場所はこの図のようになっています。
で、いつもそのポジションでプレーするのです。
ローテーションで回った通りの形じゃなくっていいの?
と思う人がよくいます。
ローテーションで回った形でいなくてはならないのは、
サーブを打つ瞬間までです。
そのあとは、後衛の選手がアタックライン以前で攻撃しない限り
何をしても大丈夫です。


リベロ。

なんか、ユニフォームが一人だけ違って、
やたら出たり入ったりをしてる人、いますよね。
それがリベロです。
バレー辞書にも載っていますが、守備専門のプレイヤーです。
サーブが打たれる前ならいつでも、好きなように交替が出来ます。
一般的にはセンタープレイヤーが後衛になったときに交替します。
絶対に攻撃をしてはいけません。
詳しいことは辞書へ。


試合の流れ。

まず、コインアップで、サーブ権とサイドを決めます。
サーブ権というのは、試合開始後、最初にサーブを打つ権利で、
サイドというのは、最初のセットでどちら側のコートを取るかです。
このあと、公式練習という練習時間があります。
その名の通り、公式な練習時間で、コートの中には12人の登録選手しか入ることはできません。
公式練習のあと、試合開始です。
挨拶したり握手したりして、それから1回ベンチで気合を入れていざ出陣。

さっきコインアップで決めたサーブ権のある方のチームから始めます。
これも続きはちょい待ち。